そろそろ石にも飽きたので・・・というわけではありませんが、
表現のヴァリエーションを増やそうキャンペーンで、
次の次の作品からは水に取材したものを描こうかと計画中。
水といえば、
生まれ育った町は水運で栄えた中世以来の都市。
ヨハネス・デ・レーケの三川分流工事と鉄道の普及で水運事業は衰えた。
それは仕方のないことだ。
学生時分に住み、いまだに縁の切れない京都。
住まいの前を高野川が流れていた。
賀茂川と高野川の合流する付近に住んでいたので賀茂川もなじみのある川。
地元の川は巨大でゆったり流れているが、
京都市内は実は高低差があって、川は急流となる。
こちらは伊勢の川。
土山あたりの雪。
近所の水の名所といえば大垣。
暖かくなったら湧水の取材に行ってみよう。
母の実家には井戸があって、珍しく鑽井だときく・・・勝手にどんどん湧いてくるタイプらしい。
井戸小屋があって、最近までは飲料水も含む生活用水はすべてこの水を使っていた。
水質検査にひっかかって、それ以降は水道をひいたようだが。
その井戸も見に行くつもり。
まだどういう姿を描くのか全く決まっていないから、
まずは取材、という感じ。
水といえば、
箏曲では宮城道雄さんの『水の変態』。
水川寿也さんの『IZUMI』。
『IZUMI』は17絃独奏部分が、深い静かな水底に沈み、また光を求めて浮き上がったり、そういう感じがして好きだった。
今日はホメオパシースクールのADコースの授業がある、と思って京都に行ったが、
私の思い違いだったらしく、授業は来週だった。
1年以上前からこの日だと思っていたよ・・・なにが起きてるんだろう?
しかし、おかげでコンクールに使う和紙を買いに行ったり、
あぶらとり紙を買いに行ったり、
なつかしい店をのぞいたりできたよ。
帰ってからも時間があったので名古屋まで出かけて、
同僚さまのグループ展、
お客さんのグループ展を見て、
足りなくなった絵の具と、ついにだめになってしまった20年ものの筆の替えを買って来た。
次の作品とその次の作品に使えそうな下地剤の偵察もね。