まだ観葉植物がそれほど簡単には入手できない頃、
ガーデニングという言葉も一般的ではなかった頃から植物を身近に置きたくて、
サボテンを自室で育て、
誕生日には同級生から巨大な鉢植えをもらい、
認知度の低いハーブの苗を植えれば、雑草として抜き取られる始末。
友人がくれた鉢植えは15年くらい付き合いしたけど、
こっちの体調が落ちた頃に枯れた。
サボテンも、20年くらいの付き合いをしたけど、同じ頃に枯れた。
でもやはり植物が部屋にあってほうがいい感じがするので、
最近ずっと観葉植物をみてまわっていた。
部屋が北側なので日陰に強い植物でないといけない。
色々みたけど、
生育条件はあうけど形が好きじゃないとか、
値段の問題とかいろいろあって買わないまま数ヶ月。
先日、職場の神棚の御榊の水を替えようとすると、
根っこが出ているのがあった・・・というかまだ残っていた。
かれこれ一年以上、この根っこの出た御榊は職場の神棚にいる・・・枯れていない御榊は取り替えずにそのまま残していたら1年も経ってしまった。
よくよく見ると、芽まで出ている。
このままでは多分枯れてしまうので鉢植えにしてやろうと育て方を調べていると日陰OKと書いてある。
・・・いいかも。
植え替える段階でよくみると二本が発根していたので、
急遽2鉢に植える。
思っていたものよりかは小さいけれども、しばらくはこれを部屋で世話することにした。
昔、祖母が榊は家で育てたものを使ってはいけない、と言っていたのでこの榊から神棚用のものは頂かない。
ただ鑑賞するだけの存在。
部屋に置くので、普通の土ではなくハイドロカルチャーに植え付けた。
養分が全く含まれないところに植え付けていることもあって
まずは発根を促す↑「メネデール」をあげる。
メネデールだけでいいかと思ったけど、
これは肥料ではありません、って書いてあった・・・どう違うの?
この「メネデール」は非常に優秀らしく、
趣味が嵩じて作っちゃいけない植物(その線維で布を作ることが出来ちゃうドラッグ系)を商用栽培するときにも大活躍だったという話を聞いたことがある。
まずは新芽がしっかりするのを待つ。