こちらの続きです↓
宿に帰って美味しい夕飯とおしゃべりを楽しんだあとに、
闇に浮かぶシャスタ山(と謎の光)を眺めながらボウルのことやら卒業式のセレモニーやらをぼんやり考えていました。
セレモニーの大きなテーマの1つは先祖。
その先祖たちのエネルギーを呼ぶ役割を私に同級生は与えてくれました。
その最後のクラスで私が引っかかったことも、
追加で習ったスキル(コードヒーリング、シュラウド=屍衣除去のヒーリング)も、
全てそこにつながっていました。
BBSHJに入る少し前に、
「このままではあかん!」
という焦りにかき立てられて、単独の演奏会をしました。
準師範職格を許された頃だったと思います。
そのときの会場の主に出会ったことで私の在り方はぐるっと変わりました。
その後に大伯父の遺作展を大々的に開催できたり、
今でも稽古に通ってきてくれている方とのご縁ができたのも、
その場所があってこそでした。
その主人が少し前に、
自宅兼サロンでクリスタルボウルの演奏を聞いて大層良かった
と言っていたのを思い出しました。
音楽を長くやってこられた方なので説得力があります。
もう一度、演奏を聴きたいし、皆に聴いてもらいたいけれども、
演奏に来てもらうには費用がかかる。
そんな話を思い出しました。
じゃあ、
私がボウルを持てば、そこでいつでも聴いてもらえるじゃないか!
その主人はその演奏会の時に初めて顔を合わせた私の親戚筋でもあります。
先祖のための、
血縁のためのボウルが要る。
強く、でも自然にそう思いました。
翌日にガイドさんにお願いしてもういちどクリスタル・ルームに連れて行ってもらい、
若い女性スタッフに手伝ってもらいながら血縁のためのボウルを選びました。
地歌は陰音階の調絃を多く用い、不協和音を楽しむ要素が強いです。
なのであえて今度はわかりやすく明るい和音になるものを選びました。
色も私好み。
ガイドさんのお計らいにより、
購入後初めての演奏はシャスタ山の見えるところで。
向かって左側が自分のための、右側が血縁のためのボウルです。
左のボウルは下がとんがっているちょっと変わった形です。
この2つを持ち運びするためのケースがこれまた立派で・・・
このケースを一目見て家族は一言、
「小動物でも入っているのか?」
確かに。
入れ子式で収納して、まだあと2つは入る、そんな大きさです。
これで卒業旅行紀はおしまいです。