我が家の仏壇はThe very 尾張仏壇ですのでピッカピカの派手派手です。
その昔、近所で火事があったとき、延焼の危機を感じていの一番に持ち出そうとした家財道具がこの仏壇だったとか。
火事場の馬鹿力とはかく言うらむ、
それくらいにはでかい。
お盆とお正月には「おみがき」と呼んでいる仏壇パーツの磨き上げ作業をします。
これまでは母がやってくれていましたし、今年もやる気のようでしたが、
Twitter先生が教えてくれた方法を試したくなった私が参戦。
今までは「ピカール」という、真鍮磨きを使ってきましたが、
Twitter先生の教えを導入して、
「ピカール」の前に、
「熱湯+重曹+クエン酸+アルミホイル」をやってみよう、と。
最近、銀製のアクセサリーを洗うのに「熱湯+重曹+アルミホイル」で、劇的に汚れが落ちた経験があるので、成功の見込みありありです。
大きい洗い桶にアルミホイルを敷いて、仏具をほいほいと投入。
洗い桶が金だらいならアルミホイルは不要。
熱湯を桶に入れ、重曹とクエン酸を加えます。
台所用の洗い桶くらいの容量の水に対して大さじ3ずつのよう。
すると、
シュワーっと言う音とともに炭酸水をコップに注いだような感じで泡が立ち、
お湯が一気に茶色くなります。
同時に何やら黒いものが浮き上がってきます。
長年蓄積されたお線香と蝋燭の煤やら、「ピカール」の拭い残しが剥がれたきたようです。
Twitter先生の実演ですと、ここで仏具はピッカピカで、めでたしめでたし、でしたが、
我が家の仏具たちは表面が茶色く変色しています。
これは乾いた布で拭くと光ってきました・・・ホッ。
重曹やクエン酸が残るとそれ自体が錆の原因になるのでよく水洗いをしなければなりません。
水洗いののち拭き上げてみると、まだ汚れが残っているのが目立つので、
今一度アルミホイルの上に乗せて熱湯+重曹+クエン酸浴。
茶色い水と黒い汚れがバンバン浮いてくる、再び。
1回目の後よりは綺麗になりましたが、まだ汚れが残っています。
しかし、今日は暑い。
家の中とはいえ熱湯を使い続ける作業はなかなかつらいので残りは年末に持ち越しです。