所謂スピ系のスクールにいる割には、
私はガイドとかガイダンスってものを疑っています。
なぜなら、
私が私を疑っているから。
ガイダンスは自分の一部からもたらされるもの、
と今のところは捉えております。
疑う癖は私の悪いところでもあるし、いいところでもあると思う。
いつも何かを疑っているわけではないけれども、
疑うとなったらどんな巨匠の御説だって疑ってかかる。
今のところの私の理解では、
何かわかりやすく自分じゃない「声」とか「メッセージ」が聞こえたりしたら、
おそらくそれは「アカンやつ」とも思っています・・・幸い、今のところ自分にそんなことは起きていないけれども。
長年お世話になっている漢方薬局の先生は、
「何かに迷った時に、『そのまま進みなさい』という天の声が聞こえたらどんなに良いかと思います。」
だって。
わかるな〜、その気持ち。
だれかがわかりやすく教えてくれて、
それに素直に従うことができる自分ならどんなに楽だろうか。
もし、私に私のガイドってのがいるなら、
彼らはきっと四苦八苦ののちに自ら答えを見つけ出すように問題を仕組むと思うのね。
簡単に答えを教えるようなインスタントなことはしない。
そういう風に思えるようになった点では、
私は自分の導き手の存在を信じることができるようになっているのかもね。
そうじゃなきゃさ、
ホメオパシーとかやらんよ。
トンデモ学としての地位が確立している感はあるけど、
スピ界を覗き見した者としては、
むちゃくちゃ地道やで〜
ていうのがクラシカルホメオパシーのスクールで学び始めた時の最初の感想だしそれは今も変わらない。
リアルな話、
原理書たる『オルガノン』を、「わっからんな〜」とか言いながら読んで、
あんな分厚い辞書=レパートリー・症例逆引き辞書を「ちまちま」ひくんだよ。
何回も何回も、様々なマテリアメディカを読み返すんだよ。
なぜこれを「症状」としてとったのか、
なぜこのレメディーの、
このポーテンシーを、
選んだのか説明できないといけないのよ。
私にすれば手間がかかってしょうがないのがホメオパシー。
だから、より人間ぽく感じることができて愛おしいんだろうね。