筝と三絃を始めたのは京都に住んでいた大学生時代で、
その当時からの師匠にお世話になっているので稽古が理由で京都に出かけることは非常に多いです。
日常の延長。
今日は珍しく、
物見遊山モードで京都へ出かけてきました。
京都国立博物館だ開催中の、
をどうしても観たいと、家の者が申しまして。
元々は一つの巻物だったのを、いざ売却になると高額すぎるから、
でもそのまま誰も買わないと海外に流出しちゃう、
じゃあ、36枚に分けて買おうよ、
はい、くじ引きね。
ざっくりの経緯はこんな感じ?
私としては、
海外に流出してもちゃんと保管してくれるなら問題ないと思うよ。
日本人が気づかなかったり、
忘れていた優れた作品を収集し、
修復してコレクションされた作品が里帰り展示されること、よくありますやん、ボストン美術館の曾我蕭白コレクションとかさ。
在原業平の表装がチャラくてよかったです。
紀貫之の表装はちょっと冒険しすぎちゃった感が否めず。
誰のだったかは忘れましたが歌の内容に合わせて室町時代の絵画を切り刻んで表装につかっちゃうという、猛者も。
そのあとは思いつきで石清水八幡へ。
京都国立博物館最寄駅は京阪七条。
そのまま南下すれば石清水八幡宮なのです。
八幡神はあまり馴染みがないので興味津々でしたよ。
江戸初期の建造物のオンパレードで見応え十分です。