つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

相棒の相棒①

先月末のこと、

久しぶりに楽器と共に新幹線移動。

箏や三絃ほどは大きくないけど分厚い桜材の一枚板は結構重い。

 

中身はこの子↓

制作途中の姿です。

できるところまで自宅で作業をして、

細かいところの修正と手伝ってもらいつつのニス塗り、弦張りをして完成です。

 

1ヶ月前に経験した、材が硬いトネリコを使っての作業とは大差がありました。

今回のブラックチェリー材の方が何倍も柔らかいために刃がよく走り、

ひと彫りごとの刃の進み具合が大きければその分、作業は早く、かつ容易に進行します。

 

トネリコ材を彫っているときは手首が痛くてサロンパスを貼り、

ナイフによってできた水脹れにキズパワーパッドを貼り、

と満身創痍でしたが今回は随分と楽をさせてもらいました。

 

講師の方に教えてもらいながら明るいところで仕上げていきます。

 

2回のニス塗りとピン立てをしたらこんな感じになります。

ニスはプロポリス、ミルラ(あと忘れ)などの天然素材でできていてとてもいい香りがします。

このあと、弦張りを経て調弦を繰り返して音が安定していきます。