つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

白川の清さ

白川の清きに魚のすみかねてもとの濁りの田沼こひしき

 

白川=白河藩寛政の改革の主導者・松平定信の封せられていた福島県の白河。

田沼意次によるいわゆる「賄賂政治」のあとに大老として幕府の改革を推し進めた松平定信の「綺麗すぎる」やりかたを皮肉ったもの。

 

寛政の改革は綺麗=理想的だけど、しんどいわあ

 

っていうお話。

 

松平定信=守国公は個人的に馴染み深い偉人でして、

いまさらながらこの狂歌が色々な意味で面白い。

 

寛政の改革以外の定信公のエピソードは誤解を恐れずいうなら、変態です。

 

もう、ぶっ飛んでる。

 

特に若い頃=寛政の改革をがんがんやっていた頃はとんがっていて大変だっただろうな〜、と思います・・・いやひょっとしたら本人はそんなところはとっくの昔に超越しちゃっている、あるいは引っかかりもしていなかったのかも。

 

でもね、

 

いや、

 

だからね、

とても魅力的なの。

 

絵画

詩歌

文学

音楽

 

どれにも通じていたし、

周りにそういう人材が集まってきた。

 

編纂した『集古十種』は定信公を象徴する作品だと思う。

情報の宝庫。

情報を集めると言っても集め方が「殿」。

あなたしかそれ、できないよね・・・。

 

それをどう使うのは出会った「私」であり「あなた」次第。

 

実際、彼自身は生涯いちども私の地元に足を踏み入れたことがないにも関わらず、

「藩主」だったこともないにも関わらず、

当地を「楽翁の里」と称する刷物をしばしば目にします。

 

それを是とするか非とするかも同じこと。

f:id:tsubakidoh:20190104131513j:plain

定信公の墨跡は

 

 

殿様らしい、なんとも堂々としたものです。

 

意外でした。

 

もっと病的なものを期待していましたから。

 

黄昏につぶやく

3ヶ月ぶりくらいに師匠(箏曲三絃)のところへ行ってきました。

 

職場の変化

スクール諸々の課題

家のこと(こちらは物理的にどうこうってことはないのですが精神的にしんどかった)

 

これらでいっぱいいっぱいになってしまい、

自律神経の働きに乱れが生じて、

 

「これで死ぬかも」

 

と感じるような症状に突如襲われること数回。

 

その都度、

ホメオパシーのレメディーやら

漢方薬やらに助けられてきました。

 

職場の変化も課題たちも想定内の出来事でしたし、

なにより自分が選んでやっていることです。

 

選んだ時点で乗り越えられるもの、と私は考えていました。

 

これくらい大丈夫、とも。

 

f:id:tsubakidoh:20181001190803j:plain

無理だ!

 

と訴えたのは体の方からでした。

 

師匠の稽古場は自宅から離れたところにあります。

その往復さえままならない体調に危険を感じて、

無理をすることをやめました。

 

もちろん、練習もできていません。

 

自律神経の乱れによる反応の遅さが演奏に影響して、

そのことが私をとても焦らせました。

 

譜面を追うのに時差が生じる、

手がうまく動かない、

理解が遅い、など。

 

気分が塞いで集中できない、

練習が進まない、

ますます弾けなくなる、歌えなくなるの悪循環。

 

それでも師匠は待っていてくれて、

ようやく今日、稽古に出かけることができました。

 

師匠は去年の始め、相当に辛い経験をしました。

私には想像もつかない痛みです。

 

そういう時だから、私の方が微力でも支えていかなければならないところなのに、

逆に勝手をしてしまっているという情けなさ。

 

「まあ、娘みたいなもんや」

 

といつだったか師匠はつぶやいていた。

 

だったら、娘として私は今、どうしたらいい?

 

一旦始めたら

去年の5月から参加しているホメオパシーのポストグラデュエイトスクール。

 

職場環境の激変に伴い今のところほとんどライブの授業には参加できておらず、

もっぱら、ビデオ学習です。

 

そろそろ来年度も続けるか否かの選択をする必要が出てきて、

色々考えた結果、続けることにしました。

 

自分自身が世間的に言うところの「スピ」なところにいる割に、

その手の話題が苦手です。

 

ハイヤーセルフのメッセージがどうとか

 

空に浮かぶ雲が神獣に見えるだの・・・人間の眼に映る時点でその神獣はかなり弱っているんじゃないかな?人間ごときに見えちゃうくらいに擬態ができていないわけですから。

 

f:id:tsubakidoh:20181226200714j:plain

前回の授業以降、

そういうメッセージを受けとちゃった人のメールが転送されてきて、

かなり引きました。

 

私にとってのホメオパシーの魅力は、

人間臭くてこの地上にべったり張り付いたところ。

学ぶにしろ実践するにしろ、あらゆる過程が地道なところが気に入ってます。

 

それは世間的なスピとは真逆のところにある。

 

ゆえに、件のメールを読んだ時にかなり違和感があったのですが、

それでも、

そんな私の小さな疑念や違和感をはるかに上回る魅力がメイン講師にはあるのよね。

 

どういうわけかその先生が「それっぽい」話をしても嘘くさくない。

 

言葉は悪いが根っからの詐欺師か、

本当の意味で「そういう世界」を味わい尽くしたかのどちらかだな、と思っている。

そしてそれがどういうものか私にはわからないから、

とりあえず最後まで講義を見届けようと思う。

 

最高記録かも

ここ数年は毎年節分祭で奏楽させてもらっています。

朝9時半に1回目のご祈祷が始まり、最終は午後3時くらい。

 

今年は日曜日ということもあって毎回のご祈祷が会場満杯状態。

 

回数も14回?15回?

 

最高記録かもしれません。

 

昼休憩に行くこともできたのですが、

食事をするために休憩室に戻ったり、

食事の後に歯を磨いたりするのが面倒でそのまま演奏し続けました。

さすがに曲のネタが尽きましたね。

 

当初は雨の予報でしたが日中はなんとか保って、ありがたいことでした。

ほっこり

同級生のチャットは本当に機知に富んでいて楽しいです・・・

時差の都合で朝起きるとスレッドがとんでもないことになっていて追いつくのが大変のこともありますが。

 

先日、

「ケース、書き終えたで〜、DLMも出したで〜」

って書き込んだら、

 

「今どんなサポートがいる?」

って尋ねてくれた。

 

職場もプライベートでもなかなかハードな状況だったことをちょろっと書いたことがあったから。

 

優しいね、みんな。

 

だから私は、

「じゃあ、こ私はこのなかのどれで自分をいたわるといいと思う?」

って、myアイスクリームストックの写真を送った。
f:id:tsubakidoh:20190122201409j:image

 

そうしたらば、

 

「ふーむ・・・

”キャラメルトリュフ”はチョコレートだからハラを癒してくれるでしょう。

ストロベリーは第一、第二チャクラを助けてくれるでしょう

”ストーリータイム”はずっと第3レベル寄り、第4レベルにも近いね。

いずれにしてもお昼寝がついてくるよ!」

 

だって!

 

ほっこりするわ〜。