つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

developing

今日はここで待ち合わせ。

一昨日くらいに、前の学校の同級生が京都にやってくると連絡をもらった。

彼女はオーストラリア人。

東京に住んでいる息子さんたちと過ごしたあと京都にやってくるというので、

ショートメールをくれた。

ちょうど今日は午前中の合奏練習のあとには予定がなかったので、

練習終了後、そのまま京都へ。

その友人は日本語を話すことができない・・・「はい」とかなら言う。

私もほとんど英語で会話できない。

留学どころか英会話スクールにさえ行ったことがない。

大学受験用の文法知識と語彙でなんとかコミュニケーションをとっている。

文章を書いて、のやりとりに支障はない。

しかし会話となると、

語彙が足らない、

聞き取れない、

語順がむちゃくちゃ(とっさに文を組み立てるのが難しかったり、つい日本語発想で単語を並べてしまう)、

発音がなっていないから単語が通じない・・・

勿論、彼女もゆっくり、明確に、言葉を選びながら話してくれるのだが、

それでも8割くらいしか分からない。

ガイコクジンの友達がいる、と言うと英語ぺらぺらの人みたいに思われるが、私は全く話せないレベル。

でも文法知識と語彙を総動員して話す、聞く。

それでそこそこ伝わる。

日本の中高での英語教育が文法重視で実用的ではない、とかいう批判を耳にすることがあるが、

ないことをあげつらって、だからできないんだ、とか言っているうちは、

そういう環境が整ってもできないんとちがうかな?

しかし、もう少し相手のストレスを減じつつ円滑なコミュニケーションが出来ればいいな、とは思うので、勉強は続けねばならん。

目一杯楽しみたいであろう日本滞在中の貴重な時間を割いてくれて、二時間くらいお互いの近況を話し合った。

近々ご子息が日本人女性とご結婚されことになっていて、

彼女も着物を着るらしい。

「どんなのがいいと思う?」と聞かれたので、

真面目に留袖の説明をしてしまった・・・花婿花嫁の親の着物は黒くて、刺繍がしてあって、ファミリーエンブレム(家紋のつもり)が5カ所についてるんだ、みたいに。

(彼女は外国人のわりに小柄なので)どんな着物も似合いそうだよと、伝えた。

英語で考えて話そうとすることは私にとって楽しいことなんだな、と再発見した。

ものすごくテンションがあがるし、

意見をはっきり言うことが出来る。

相手が受け入れ態勢にあるから安心していられるのも大きな要因なのだと思う。