菅総理の英語ツイートの時制がおかしいとか、表現が拙いとか、って話、
・・・くっだらない。
自民党外交部会での指摘を各メディアがここぞとばかりに書き立てている。
自民党内部は奇妙なくらいに考えがバラバラと言うし、
テレビや新聞といったオールドメディアの凋落に特にコメントはないが、
この報道は看過できぬ。
こういう空気が日本人の英語アレルギーに薪をくべてると思う。
中学高校で習う英文法は大事だよ。
定期試験は身についているかどうかをチェックする機会やしな。
でも、一旦身につけたらそこに採点は要らない。
ネイティブの方が何百倍も優しいし、
「もっと頑張って英語の勉強をしよう!」と思わせてくれるわ。
やれ、どこそこが間違っているとか、
それどころか表現が拙いとか、
やる気を挫くよな。
いつまで受験生マインドなん?
オンラインの英会話でよく講師の方が言っていたのは、
多くの日本人生徒さんが間違いを気にするあまりに口数が少なかったり、
カチコチに固まっていてコミュニケーションがとりにくかったりすることがしょっちゅうだって・・・そこんところは講師の腕の見せ所って話でもあるが。
いや、しかし、本当に勿体無い、こういう雰囲気。
英語がネックでBBSH進学を諦めている人が一定数いることを知っているので、
この手の話題には反応しちゃう私です。
ちなみに、私はもともと超・ビビりです。
交友関係もかなり狭い方。
それでもなんとか同級生や先生たちと交流できるのは、
周囲が私のひどい英語と、それでも伝えたいという気持ちを優しく見守ってくれているからだよ。
英語に関しては世間の「採点モード」を解除しないと、勿体無いことになる人が増えるだけなんじゃないかな。