社中演奏会が終わって約1ヶ月。
長いような短いような期間を経て、久しぶりのお稽古へ。
演奏会のときに感じたこと、
反省点、
よかった点、
などなどを先生と話しながら、
もう来年2月の定期演奏会用の曲。
既習曲で先の演奏会でも演目となった「今小町」です。
社中演奏会では三絃パートでしたが、
定期演奏会では筝パートのようです。
BBに復学することを伝えてあって、
しばらくは所属会の演奏会はお休みさせてもらうことになっていますが、
それらの演奏会のプログラムは教えていただき続けることができる模様。
この12月は京都、大阪、東京回り持ちの組歌演奏会が京都開催で、
先生は勿論、社中の先輩方も出演されます。
そのときの演目を習います。
「組歌」は箏曲三絃のなかで最も古く、かつ格式の高い形式の曲です。
他には、
「琉球」「飛騨(ひんだ)」「飛燕の曲」「長崎」「早船」「下総ほそり」「出口の柳」などなど。
歌詞の内容も節回しも難しくとっかかりにくいと思われがちです。
確かに、聞いている分には難しいですが、
弾いてみるとなんと面白いこと。
そして、深い。
これが地歌の独特な表現なのだな、と感じます。
雅楽や謡とはまたちがった独特の間合い。
組歌を一度習うとそれを越える面白い曲にはなかなか出会えないな。