先週に組歌演奏会が終わったところですが、本日は社中の勉強会でした。
「12月15日、勉強会やしな」
「先生、すると、組歌演奏会の翌週ですね。」
「!そうやん!」
例年ですと「正月事始め」の時期ですが、
本年は事情によりありません。
「正月事始め」
ってのは、12月13日の夕方のニュースで見る、
祇園の舞妓さん芸妓さんがお家元にご挨拶に行く、あれですわ。
弟子:「おめでとうさんどす」
師匠:「おことおおさんどす」
ってやりとりがあって、お扇子をいただく・・・これは祇園の場合ね。
我々は、
各々のお鏡さんに、
名札、橙、裏白、昆布、ゆずり葉(芸を代々に譲って伝える)をつけて師匠宅の床の間に飾ります。
昔は「松魚」のかわりに「松魚料」を納めていましたが、それは廃止されました。
お鏡さんを飾ったら、
みんなで蒸し寿司をいただいて、
新年一発目の演奏会の下合わせと何曲かの合奏練習をする、ってのがお決まりです。
本日の演目は、
楓の花
夏の曲
冬の曲
六段
つつじ
光悦によせて
桜ゆらら
雪月花によせて
遠砧
春の園
だったかしら。
終始、ばたばたしていて写真はゼロよ。
BBSHのフロリダ校時代はこの手のイベントに参加できず、
今日は久々の合奏大会で楽しかったです。
しかし、サボっていた間の鈍った感覚がなかなか戻らない。
手の方はようやく感覚が戻ってきましたが、
声と全体を把握する感覚のほうがまだまだやな〜。