BBSHで各学年の必須課題の一つArt ProjectはこのClass4で提出です。
パフォーマンスか作品展示を選ぶことが出来ます。
過去に私は、
Year1:クラスメイトの古典歌曲に合わせて17絃を演奏
Year2:録音した龍笛と笙にあわせて篳篥を吹く、楽人衣装つき
でパフォーマンスばかり。
でもまだまだネタは尽きないよ!
今年のProjectを考えたとき、
笙しか思い浮かばず、
一か八かで笙を持ってアメリカ入りしました。
Year3は神聖なレベルに突入する学年です。
私の得物で一番それっぽいのは笙。
「天からの光を表している」と言われているくらいですから。
それに、この楽器は何度か不思議な現象を見せてくれたってのもあります。
笙は演奏の前後で温めなければなりません。
つまり、電熱器も一緒に渡米。
小型のやつ。
見た目も可愛いぞ。
囲いがないので温めに時間がかかりますが、
小さいし持ち運びには便利です。
電熱器は預け入れのスーツケースへ(機内持ち込みができないはず)。
楽器は勿論、機内持ち込み。
荷物収納棚には入れず常に足元に置いていました。
演奏も間違えたもののなんとかまとめることが出来、
評判も良かったです。
今回のスクーリングはファミリーデイという、家族友人がスクール見学に来ていて、パフォーマンスも観ることができたので、
演奏後やそのあと滞在でもホテルのなかで全然知らない人が声を掛けてくれたりハグしてくれたり。
パフォーマンスは、
ダンス、ヴォーカル、チャント、瞑想、ビデオ上映、空手の型、バレエ、手話など盛りだくさん。
しかーし!
演奏前後の温めに掛かり切りだったので写真は殆どありません。
私が今回笙で演奏したのは平調の調子の三句まででした。
雅楽の拍子は独特なので受け取って貰えるか不安でしたが、こんなに伝わるのなら三句以降や他の調子も勉強したいねー。
さて、来年はどうするかなー?