これまたお久しぶりな講習会は、篳篥の方に潜り込む。
10年ほど前は笙パートで参加しましたが、今回は苦手意識の強い篳篥の方で。
初日は管絃、二日目は舞楽とのことで、
一応、舞楽譜も準備したものの、別件予定があり一日目のみ参加・・・舞楽に縁がないのよ。
この手の講習は業界の最高レベルの先生が来てくださっているわけで、
当然、おっしゃっていることを全て理解できるわけではないし、
すぐにその通りにできるわけではないけれども、
大事なのは「トランスミット」を受け取るということなのではないか、と思うこの頃です。
先生の仰ることはもちろん、
身振り手振りやその纏っておられる空気感も含めての全要素を体験するのが大事なのではないかと。
わからないなりに、その道のエキスパートの在り様から「何か」を受け取る。
この「何か」はその伝えられるものの体系やテンプレートであるように感じます・・・それは私の勝手な感覚です。
実際にたくさん吹くわけではありませんので肉体レベルでの疲労は少ないはずなのに、
「疲労を極めて脳が寝ている」
状態で帰宅します・・・キャパ超えってことです。
でもこういう経験をさせてもらえるから、色々腑に落ちるんだよね。