つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

結晶の形成

先日、知人のブログで知って、即購入したストームグラス。

科学的根拠のない気象予報計。

でも、「科学的根拠がない」って表現じたいに根拠がない。

ひと昔まえまでは漢方薬の効能には科学的根拠が乏しいとか、

ストレートに「効かない」「気休め」といわれていたけど、

適切に、適切な用量で使えばとってもシャープな効果があるものだ。

勿論、いまでは研究がすすんで随分その効用が認知されつつある。

「効かない」「気休め」というのは使っていたエキス剤の濃度に対する使い手の認識の甘さと知識不足があったと思う。

あと、対処療法的な処方もね。

この症状にはこの処方!ではなかなかうまく行かない。

服用する人の体質などなども考慮しないと。

思うに漢方のほうが使い手に歩み寄り、

対処療法的に使っても効果が体感できるように工夫している様子があって、

その努力には感服する。

ホメオパシーも「科学的根拠、ゼロ」と言われているし、もうそれにも慣れた。

そう、今の科学ではその効用が立証できないんだよね。

歴史をやっているときにゼミ担当教授が

「我々は、自分が扱う時代のことをすべて知ることは不可能である。しかし、それは現在に生きている自分が果たして現在のこの世の中のことをすべて知っているかというと、それも否となる。それでも、手元の情報をたよりに進んでいくしかしようがない。」

というようなことを言っていた。

私たちは現在が最高の知の到達点でないことを肝に銘じておかなければならない。

すべてを知っているわけではない、と自覚したうえでの誠実なな事実に対する考察を続ける。

それだけ。

量、質の観点からみれば、ホメオパシーなぞ偽薬以下のものだろう。

でも、それによって様々なかたちで救われている人、具体的かつ個別的に改善された症例の蓄積があることも事実。

処理方法の選択はこっちにゆだねられているんだ。

さて、ストームグラスは

設置してから環境に慣れるまで1週間くらい要るらしい。

なるべく外の環境に近い窓辺に置いてみた。

これからどうなるかな。