やっと出せました、DLM3。
今回の宿題のなかで問われている内容はいつものDLMに比べてぐっと少なめ。
なのに、
なかなか進まなかったのはプロジェクトに関する設問で引っかかっていたからです。
卒論のようなものがプロジェクトです。
先輩方のお話をうかがって自分なりに解釈すると、
BBSHでの4年間の総まとめであり、
卒業後の自分の在り方の指針となるような内容のものがプロジェクト。
自分が大学生だったとき、
卒論の指導で教授は最初の卒論のための授業このようにおっしゃいました。
「卒業後にいま学んでいる分野と全く違う内容の職種につくとしても、
そこで役立つようなモノサシを卒論を通して手に入れて欲しい。」
私のかつての専攻は歴史です。
就職氷河期にあって最も正式採用から遠い学科であったことは紛れもない事実です。
「歴史学は無生産ではあるが非生産ではない」
と、また別の教授はおっしゃった。
これは最大限の歴史学への擁護。
決して実学とは言えない。
そういう歴史学のポジショニングって、私は好きだけどね。
今、自分がプロジェクトを考える時、
恩師たちの言葉が脳裏を過ります。
当時、恩師の言葉をともしびとして、
がむしゃらに史料を求め、
それらに書かれたものに正面からぶつかり、
そうして得られた結論は今に通じています。
今度の卒論もそういうものを見つけたいと思っています・・・それがまだ茫洋とした海のような場所にあるのですくい上げるのにちょっと苦心しているのですが。