今から10年ほど前だろうか、
「アセンション」て言葉が流行っていた。
ある時、所謂「業界の方」っぽい石屋のマスターとそのことに話す機会があり、
わたしは興味津々でこの事象についてのマスターの解釈をわくわくして待っていた。
そのマスターのお師匠さんはこの「アセンション」の話題をご著書で頻繁に取り上げておられたからさ。
しかし、マスターは一言。
「アセンション、アセンション言うけど、変化はある日突然起きるのではない。」
当時の私は虚をつかれた感覚でポカーン。
今ならなんとなくわかるのね、この話。
つまり、「動き」のない状態は有機体として不健康で、
その連続する動きの結果「変化」しているてわけで、
「変化」が大事なのではなく、「動いていること」が大事なのかな、と。
「変化」は結果であり、「動いていること」は状態だわね・・・まあ、言葉遊びはこの辺にしときましょ。
物事を見る角度は多いに越したことはなく、
喩えば星の巡りなども色々見方があって面白いし意味があるのだろう。
蓄積された膨大な情報を土台に作り上げられた学問であると思う。
そしてまた今、何やら時代の切り替わりの時期だとかなんとか。
では、今の私はそれをどう感じるか?というと、
それは変化の一過程でしかないんだね。
あまりそこに焦点を合わせすぎても自分を見失ってしまいそうで、ちょっと距離を置くくらいで楽しんでいる。
今日はお墓にお参りし、神棚を整え、門松を飾りました。
私の住む地方の門松はびっくりするほどささやかなのですよ。
そう言う話をする方が今の私には面白い。
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